鈴木智彦「ヤクザと原発」「潜入ルポ ヤクザの修羅場」

Twitterで鈴木智彦さんのことを知りました。
暴力団を専門としたジャーナリスト…、
もうこれだけで鈴木さんの本を読まない選択肢は無い。

何の気なく選んだこの2冊でしたが、
タイトルに<ヤクザ>と入っているものの、ベクトルが異なるし、
前者にいたってはヤクザに関する記述はそんなに多くないです。

news.livedoor.com

福島第一原発に作業員として潜入し取材されただけあって
知られざる原発の中のことがとてもリアルに書かれています。
これを読んで、わたしは改めて原発の有無について考えるようになりました。

原発がどういうものか知る必要は誰にでもあると思うので*1
ヤクザ抜きにしても読んでみる価値はあります。

後者は対岸の火事を見ているような読み方をしたけど、
自分の生活圏内にヤクザがいてもおかしくないんだろうな〜と思いました。
(喫茶店のマスターが「弱みを見せない、つけこまれるようなところを見せない」的なことを言ってたのが印象的)

次気になってるのは宝島のこれです。読むしかない!


*1:震災後あれだけのことがあった今、そして震災から月日が経った今でもスルーできるものではない